【京都ローカルはしご旅 Vol.5「半径500メートルを楽しむ、里山暮らしのはじめ方」ゲスト:前田 敦子さん(南丹市)】イベントレポート

2020.06.08 イベントレポート
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こんにちは、京都移住コンシェルジュの磯貝です。

本日は、5月13日(水)に開催された京都移住計画(株式会社ツナグム)主催の「京都ローカルはしご旅〜UIターンではじめた地域プロジェクト〜」イベントレポート第5弾をご紹介します!≪セミナー概要はこちら

今回のゲストは前田 敦子さん。テーマは「半径500メートルを楽しむ、里山暮らしのはじめ方」。


◆ゲストスピーカー紹介:前田 敦子さん(南丹市)
石川県出身。就職で京都府へ。長岡京市に10年住んだ後、2015年、南丹市地域おこし協力隊として南丹市へ移住。協力隊終了後は南丹市美山町にある、京都大学研究林でネイチャーガイドとして働く。日本山岳ガイド協会認定登山・自然ガイド。

それではさっそく当日の内容をご紹介していきます!

前田さんが実践する「半径500mを楽しむ里山暮らし」とは?

まずは、前田さんの「半径500mの暮らし」についてお話を伺います。
新型コロナウィルス感染症の影響で、改めて自分の暮らしを見つめ直し、里山暮らしの魅力を実感されたそうです。


例えば山歩きやカヌー、ご自身でも主催されている植物観察などのアウトドアアクティビティ。そして美味しい山の幸の収穫。これも里山暮らしの大きな楽しみの一つ。

前田さんは、地域の方との交流もとても楽しんでおられ、ご自宅の前で「縁側カフェ」という地域の方とのおしゃべりを楽しむカフェも開いています。

地域の方から野菜や漬物などのおすそ分けをいただくことも多いらしく、この間はなんとクマのお肉をおすそ分けでいただいたのだとか。味が気になるところですが、くさみもなく美味しかったそうです!

また地域のご高齢の方から、藁納豆やこしあん、鯖寿司づくりなど、昔ながらの知恵を教わることも。それを残し、記録していくことも前田さんがこれからやりたいことなのだそう。

他にも、近くにお住まいの鍛冶屋さんから知恵を借りて、協力し合って、一緒にイベントをしたり、教育民泊をしたり。

「今でも500m以内で楽しめているけど、買い物や仕事は500m以上行かないといけない。最終的には、車を使わないで行ける範囲で、仕事も暮らしもできたらいいな」そうおっしゃっていました。

「地域の自然と人間の暮らしの知恵」を残していきたい

「田舎ではアイディアと実行力さえあれば、自由にやれることが多い!」
そう語る前田さん。

南丹市地域おこし協力隊の頃から、おためし田舎暮らしツアーや、廃校を活用したイベントを開催したりと、いろんなアイディアを地域の方と協力しながらカタチにされてきました。
そして、地域おこし協力隊の活動が終わった今でも、その頃に広げた人脈を使って、地域の方と繋がっているからこそ生まれる面白い企画を実施されています。

「どんどん生まれてくる企画の源は?」と参加者から質問があると、
「地域の方から誘われてというのもありますが、私がずっと興味がある『地域の自然と人間の暮らしの知恵』を残していきたいという目的のために、いろんなアイディアや企画が生まれてきています。」と答えてくださった前田さん。

地域に既にいる方や移住されてきた方と「○○をやってみよう」からカタチになるまでのスピードは早いそうです。それは田舎ならではなんだとか。

楽しいことばかりに見える里山暮らしですが、ご自身の経験から「自分にあった田舎とのお付き合いをする」ことも大切だと話す前田さん。

「結婚と同じで、相手のことを知らずに住むのはお互いにとってよくないと思う。まずは土日だけ、田舎に友達をつくって遊びに行くなど、相手(住みたい地域)のことをよく知った上で、自分に合った田舎との付き合い方を探してほしい」とアドバイスしてくださいました。

▲「南丹C(市)〜!」の集合写真

半径500mを楽しむ暮らし、とても素敵だなと思う一方で、自分はできているかな?と自問自答してみました。もちろん里山だからこそできることも多いですが、都市部にいたとしてもできないことではありません。

まずは一度、自分の暮らしを見つめ直してみて、自分のすぐそばにいる人、自然、コト、モノを大切にしてみる。そして、それを楽しんでみる。そうすることで、「もっと○○がしたい」「○○な生活が送りたい」など、自然と「自分がしたいこと・好きなこと」が見えてくるかもしれません。「里山だったらこんなことができるかな」と妄想を膨らませてみるのもいいかもしれません。そして、それを実現する場所として、”移住”を考えてみてはいかがでしょうか。

 

最後に、「前田さんの活動をもっと知りたい!」という方は以下をご覧ください!

TSUMUGI つむぎ
前田さんを含め、南丹市に移住されてきた3人の女性が、南丹市への移住者をサポートし、多様で楽しい暮らしを実践できる人が一人でも多くなることを目指して活動されています。
つむぎが編集されている南丹市移住ガイドブックの「楽しい移住」は全国配送もされているそうです!「移住して、達成することは自分たちの暮らしを楽しむこと。」そんな雰囲気を感じられる楽しい本です!

ふくろのねこ Fukuro no Neko
前田さんが住んでいる京都府南丹市の中世木。そこでの暮らしや体験を通して、京都の田舎や自然の魅力を紹介されています!

前田さんが移住された南丹市のことをもっと知りたいという方は、前田さんが地域おこし協力隊時代に書かれたこちらのブログをご覧ください。

 

次回は【京都ローカルはしご旅 Vol.6「ローカルを旅して“X”と出会う『天職観光』という提案」ゲスト:工忠 照幸さん(綾部市)】 お楽しみに!

◆京都移住コンシェルジュでは、オンライン相談窓口も行っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。≪詳細はこちら

(文責・京都移住コンシェルジュ磯貝咲知)