【京都ローカルはしご旅 Vol.3「何故、新卒でUターンして起業したのか?」ゲスト:濱田 祐太さん(与謝野町)】イベントレポート

2020.05.27 イベントレポート
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こんにちは、京都移住コンシェルジュの磯貝です。

今回は、4月27日(月)に開催された京都移住計画(株式会社ツナグム)主催の「京都ローカルはしご旅〜UIターンではじめた地域プロジェクト〜」イベントレポート第3弾をご紹介します!≪セミナー概要はこちら

第3弾のゲストは濱田 祐太さん。テーマは「何故、新卒でUターンして起業したのか?」


ゲストスピーカー紹介:濱田 祐太さん(与謝野町)
1996年生まれ。京都府与謝野町出身。関西学院大学卒業。高校生のときから「地方創生」に関心を持ち、大学時代には、全国の先進事例の視察や丹後地域で事業立ち上げなどを行う。地元である与謝野町から、面白いチャレンジを促進するべく、2019年7月に株式会社ローカルフラッグを設立。

ついこの間の3月まで大学生だったという濱田さん。今回のローカルはしご旅のゲストの中ではダントツの最年少です。

まずは濱田さんから、与謝野町の紹介と現在の活動内容、そこに至るまでの背景をお話しいただきました。

人と人、人と地域をつなぐクラフトビール

濱田さんの故郷、与謝野町は、京都府北部にあり日本三景「天橋立」が有名な宮津市の隣に位置しています。
古くから高級絹織物である丹後ちりめんの産地として栄え、俳人として有名な与謝蕪村のゆかりの地としても知られています。農業も盛んで、豊かな自然と文化が織りなす優しい空気に包まれています。また同時に、京都府内で一番若い町長がおられたりと、勢いのあるまちでもあります。

濱田さんは、大学在学中の昨年4月に、出身地の与謝野町で「株式会社ローカルフラッグ※1」を設立。今年4月から本格的に与謝野町にUターンして活動しています。
(※1 「地域の旗振り役」として、経済・雇用・人材育成などの好循環を生みだす「持続可能な地域づくり」を目指す会社)

高校時代からまちづくりに興味があり、「自分のまちなのに他人事のように話す人が多かった。自分は、自分のまちに対して当事者意識を持って取り組みたいと思った。」と興味を持ったきっかけを話してくださいました。

現在は、都市部で生活しながら、地域や中小企業などと関われる「ふるさと兼業」などの事業を手がける一方で、「クラフトビール事業」に力を入れています。

濱田さんが目指すのは、「飲めば飲むほど海が綺麗になるビール」。

「天橋立の環境問題となっている牡蠣殻を事業に使うことが出来たら、地域の持続的な発展に繋がるのではないか。しかもそれを自分の大好きなビールで実現できたら。」と考え、思い着いたのがこのクラフトビール事業なのだそう。牡蠣殻をビール醸造時の濾過材として活用することに辿り着いたそうです。

また、与謝野町では、ビールの主原料のひとつである「ホップ」が栽培されています。地域資源を活かした6次産業化が実現できることも、濱田さんがクラフトビール事業に力を入れていこうと決めたもうひとつの理由。

今後、クラフトビール事業を通じて、若者にとって魅力的な仕事を与謝野町に創っていくことも濱田さんの目標です。

「人と人、人と地域をつなぐ架け橋のような存在となるクラフトビール(かけはしエール)をつくりたい」と熱く語ってくださった濱田さんは、フレッシュなエネルギーに満ちていました。

「やりたいこと」を真っ直ぐ伝えると応援してもらえる

お話を聞いた後、参加者からの質疑応答タイムへ。

参加者:なぜ「起業しよう」と思ったんですか?
濱田さん:元々は選挙に出ようと思っていたんですが、政治家インターンの経験を経て「政治家になっても変えられるものは少ない」と思うようになり、「自分で事業を作ろう!」という思いに至りました。また、NPO法人ETIC.の起業家を育てるプログラムに参加したことで、同世代で同じように起業に向かって頑張っている人に出会えたことがすごく刺激になりましたね。

参加者:「応援したい」と可愛がってもらえる濱田さんの魅力の秘訣は何ですか?
濱田さん:「まずは前向きに、ポジティブに話を聞くこと。そして、忖度をせず、違うことは違うと怖がらずに言うこと」です。「最近の若い人は何を考えてるかよくわからん」という年配の方は多いので、「自分はこれがやりたいんです」と真っ直ぐに伝えると、みなさん面白がって応援してくれますよ。
また私は、Uターンで与謝野町に帰ってきているので、私がランドセルを背負って学校に行く姿を見ていた人もいて、自分の息子や孫のように応援してくれる人も多いです。

濱田さんのことを「応援したくなる」魅力は、私もこのイベントを通じてひしひしと感じました。

最後は少人数に分かれて「与謝野をホップのまち✖︎ビールのまちとしてどう盛り上げるか?」というテーマで、アイディアを出し合い盛り上がりました。

与謝野町が「ホップのまち✖︎ビールのまち」として有名になるのも、きっともうすぐそこ。
濱田さんのお話を聞いていると、与謝野町がどんどん盛り上がっていくのが手に取るように想像できました。

濱田さんがつくるクラフトビールを飲める日が待ち遠しいです。

▲与謝野町産ホップを使って作られたビール

最後に、与謝野町とホップに興味を持った方、ビール好きな方に朗報です!
みなさんもぜひ「ホップレンジャー」になりましょう!
与謝野町のホップ農家さんと一緒に、ホップの苗つけから収獲、そしてクラフトビール生産に及ぶすべての工程まで一緒に作業し、秋には、自分たちで育てたホップを使ったフレッシュなビールを楽しめるプロジェクトです。
1日からの参加もOKなので、ご興味のある方はぜひどうぞ!

次回は【京都ローカルはしご旅 Vol.4「空き家を活用した人口1200人のまちづくり」ゲスト:藤田 始史さん(笠置町)】 お楽しみに!

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(文責・京都移住コンシェルジュ磯貝)